domainを追加しました。 多くのスパムボットは、実際のホスト名の代わりに EHLO domain を送信します。この新しいデフォルト設定により、SMTP通信のより早い段階で、こうした接続を遮断できるようになります。この設定は、新規インストール時やアップグレード時に自動的に追加されていきます。
Webインターフェースを更新し、レイアウトがすっきりと、視覚的な階層構造を改善するなど、全体的なデザインを洗練されたものになるようにしました。デフォルトのライトテーマとダークテーマも刷新されています。モバイルブラウザへの対応も強化し、特にダッシュボードページでの表示を改善しました。以前のバージョンに近い操作感を好まれるユーザー様向けには、新しい「クラシック」テーマもご用意しました。
SecurityGatewayに、自動化およびシステム連携のため、新しいREST APIとして、OpenAPIで記述されたREST/JSON APIが搭載されました。これにより、管理作業の自動化や、プロビジョニングシステム、IDプラットフォーム、カスタムワークフローとの連携が容易になります。
主要なオブジェクトの管理: このAPIは、ユーザー、ドメイン、ドメインエイリアス、管理者、APIキー、サーバー/ドメイン/ユーザー設定、許可リスト、ブロックリスト、メールサーバー、検証ソース、DKIMセレクター、アーカイブストア、Sieveコンテンツフィルタースクリプト、IP シールドエントリ、ダイナミックスクリーニングエントリ、Webhookサブスクリプション、さらに読み取り専用のパフォーマンスカウンターをサポートしています。
APIキーによる安全なアクセス: 管理者は 設定 / ユーザ > APIキー からAPIキーを作成できます。
組み込みドキュメント: 機械的に読み取り可能なOpenAPIドキュメントがWebサーバー上の /api/v1/openapi で参照ができ、Postmanなどのツールに直接インポートも可能です。生成されたHTMLドキュメントは、ディスク上の /docs/api/api_openapi.html またはWebサーバー上の /api_openapi.html から参照できます。
互換性に関する注意: 既存のXML-RPC APIも引き続き利用可能ですが、新規の自動化処理にはREST APIをご使用ください。これは初期リリースであり、今後のバージョンでさらに多くのエンドポイントや機能が追加される予定です。
グローバル管理者は、各ドメイン管理者が管理できる製品機能を制御できるようになりました。権限は、管理者編集ダイアログで管理者ごとに設定します。新しい"デフォルトのドメイン管理者権限"ページには、(設定 / ユーザ > アカウント > デフォルトの管理者権限)からアクセスでき、新規ドメイン管理者の初期権限を定義し、そのデフォルト設定を既存の管理者に一括適用することもできます。デフォルト設定は、ドメインごとに上書き可能です。
読み取り専用アクセス: 特定の機能エリアを管理する権限を持たないドメイン管理者であっても、そのエリアに対する読み取り専用アクセス権は維持されます。ただし、アーカイブ機能と RMail™は例外です。これらは読み取り専用になるのではなく、管理権限を持たないドメイン管理者に対してページ自体が完全に非表示となります。これにより、バージョン 12.5 以前の動作が維持されるほか、これらの機能を提供していないプロバイダーは、ドメイン管理者の画面から該当機能を非表示にすることができます。
権限の委任: ”ドメイン管理者(委任)”では、ドメイン管理者が自身のドメインに対して他の管理者を作成または管理できるかどうかを制御します。ドメイン管理者は、自分自身が保持していない権限を他の管理者に付与することはできません。
アップグレード時の動作: 本バージョンより前にドメイン管理者が利用可能だったすべての機能領域は、アップグレード後も既存のドメイン管理者に対してデフォルトで有効な状態が維持されます。
認証失敗の試行を追跡/ブロックするために、ダイナミックスクリーンニングに新たな制御機能が追加されました。設定は セキュリティ > 不正使用対策 > ダイナミックスクリーニング で行います。
柔軟なタイミング設定: ブロック期間や追跡期間を、分、時間、または日単位で設定できるようになりました。
段階的なブロック期間の延長: 繰り返し違反が発生した場合、基本ルールを変更することなく、倍率(マルチプライヤー)を適用してブロック期間を延長できます。
サブネット単位のブロック: CIDR オプションを使用すると、近接する多数の IP アドレスから攻撃が発生している場合に、より広範なネットワーク範囲をブロックできます。
重複する失敗の抑制: 同じパスワードによる失敗をカウント対象から除外できるようになりました。これにより、キャッシュされた資格情報に起因する不要なブロックを減らしつつ、個別の失敗は適切にカウントすることができます。
Google Workspace を利用しているドメインでは、SMTP 検証の代わりに Google Workspace API を使用してローカルユーザーの検証ができるようになりました。この連携機能は、エイリアスの解決を行うほか、Google Cloud サービスアカウントおよび OAuth 2.0 を使用します。設定は 設定 / ユーザ > アカウント > ユーザ検証ソース から行います。
添付ファイルフィルタリングのルールにおいて、ファイル拡張子に加えて(または拡張子の代わりに)、検出されたファイルタイプを条件として指定できるようになりました。セキュリティ > フィルタリング > 添付ファイル から設定を行います。
SecurityGatewayは、実際のファイル形式とファイル拡張子が一致しない添付ファイル(例:.pdfにリネームされた実行可能ファイル)を検出できるようになりました。不一致のある添付ファイルについては、拒否、隔離、または許可のいずれかの処理を選択でき、オプションで件名へのタグ付けやスコア調整を行うことも可能です。 セキュリティ > フィルタリング > 添付ファイルの偽装 から設定を行います。
グローバル管理者は、特定のドメイン管理者に対して、自身のドメインの「最大ユーザー数」の値を編集できるように設定できるようになりました。ドメイン管理者は、この上限をドメインの現在存在するユーザー数より少ない値に設定することはできません。また、オペレーター設定により、ドメイン管理者が新しいドメインを作成する際にユーザー上限の設定を必須にすることができます。この設定を有効にすると、既存のユーザー上限を解除することもできなくなります。さらに、ユーザー上限を引き上げると請求額に影響する可能性があることをドメイン管理者に警告する確認メッセージ機能も用意しました(デフォルトでは無効)。これらのドメイン管理者向け請求関連オプションは、設定 / ユーザ > アカウント > 管理者 > オプション で利用可能です。
SecurityGatewayは、設定した最大ユーザー数の75%, 90%, 100%に達した際、ドメイン管理者にその旨を通知します。管理者は、これらの通知を 設定 / ユーザ > アカウント > 管理者 > オプションからON/OFFを設定できます。
隔離レポート、管理者向けアラート、セキュアメッセージ通知、2段階認証(2FA)確認メール、ディスク容量不足の警告などのシステムが生成する各種メッセージにおいて、ブランドの統一されたメールレイアウトが採用されました。これにより、アクションボタンがより明確になり、モバイル端末での視認性も向上しました。
設定 / ユーザ > アカウント > ドメインの作成 にある"新しいドメインの作成時に、ドメインの所有者の検証を必要とする"を有効にする(デフォルトでは無効)と、新規で作成されたドメインは保留状態となり、その時点ではまだメールの受信は行われません。この状態からメールの受信を行えるようにするには、ドメイン作成ページに表示されるトークンを使用して、所有者が保有するDNSサーバに、_sgverify.<domain>というTXTレコードを公開する必要があります。所有者の承認は、ドメイン作成ページにある、"今すぐ検証"ボタンを手動で押すか、POST /api/v1/domains/{id}/verify と手動で実行するか、バックグラウンドで1時間ごとに自動実行されるのを待つかとなります。検証に成功すると、新しい webhook イベント "domain.verified" となり、メールの受信を行います。グローバル管理者は、ドメインの作成の都度、その検証作業を行なうか、スキップするかを指定できます。
設定 / ユーザ > システム > PROXY プロトコル で行えます。
アーカイブ > 失敗したメッセージを記載し、ログイン後にその画面に直接移動できるようになりました。
セキュリティ > 許可リスト > 設定 に配置されました。なお、ドメインごとの個別設定も行なうことができます。